■お手軽にゲームプログラミング!?
E3もようやく落ち着いた頃でしょうか。今年はなんだかんだで新規ソフトも公開されたものの、まだまだ発売日にはほど遠いものばかりだった印象だ。それで今週は任天堂から発売された、教育系のゲームソフトの
はじめてゲームプログラミングばかりプレイしていた。
ゲーム制作というと堅苦しいイメージがあるのかもしれませんが、はじめてゲームプログラミングはノードベースでプログラムを組んでいく感じなので、誰でも手軽に遊びやすいゲームだといえます。ビジュアルプログラミングというか、なんかそんな感じのプログラムツールです。
例えるとヒトがあるくにはLスティックとワイヤーで繋いでいくことで、左右や上下にヒトが動くように設定できたりします。この辺りの完成して実現した感を楽しめるゲームで、ナビつきレッスンに従っていくことで徐々に形になっていくところが楽しいゲームですね!
■豊富に存在するノードンを組み合わせ、アイデアは無限大!?
ノードンというプログラムのかたまりみたいなキャラクターがいて、種類は84種類ぐらい存在するのだろうか?それらを組み合わせていくことで、ゲームの動きであったりとか、3Dモデリングのモノを出現させて、動きをつけてみたりだとか、自分でアレンジできるところが楽しいものです。
フリープログラミングで各自ゲーム制作できるようになるには、それなりに
ナビつきレッスンや
ノードガイドなどで学習を進めて学ぶ必要はあります。とはいえ、適当に触っているうちに、こうすればいいんだなと大体容量を得てくるので、ナビつきレッスンをすっ飛ばして独自に作ることも一応は可能です。とはいえ序盤の二人対戦!おにごっこバトルまでは攻略する必要がありました。
■ゲームIDをダウンロード/アップロード
それで完成したゲームはどうするのか?というと、インターネットやローカル通信でアップロードすることができます。そこれで
ゲームIDというものが作品ごとに当てられるので、そのゲームIDがアドレスのようになっているので、入力して作品を各自ダウンロードできるといった仕組みでございます。
ゲームIDから入手したゲームは、プログラムをどう組んでいるのかなど確認したりできるので、そんな感じでプログラミングを学ぶこともできるので、アイデアが広がっていくところもあるゲームだったりします。なんにせよ最初の頃は夢中になってゲームを作っていくところが楽しいかもしれませんね。気づくと時間がずいぶん経過していたりと、時間を忘れてしまいがちな部分もある。
ノードンをキャラクター化させて、飽きさせないようにしているところは任天堂らしいゲームだといえると思った。なかなか難しいジャンルだったとは思うが、手軽にプログラムの入門を学べるところに価値のあるゲームだといえるかな。
■レビュー
全体的にはじめてゲームプログラミングは創作意欲がわきやすいソフトかもしれない。日本だとツクールシリーズとか昔からあったけれども、やれることが多すぎるがために途中でやる気がなくなった経験はないだろうか?次はアレして、これもしないといけないのか・・・などやることが多すぎても、それはそれで大変だったりします。
はじめてゲームプログラミングは、ある程度そういった要素を削いだことで、遊びやすく実現した感じだと思えた。まあ気軽に遊ぶといったところに焦点を当てたゲームなので、なんか小一時間ゲームでも作ってみるか?のユーザーには向いているかもしれませんね。
逆にもっと本格的なものをプレイしたいなら、別のツールに手を出すことになりそうですが、やっぱ最初のきっかけ作りが大事なんだろうなと思えるところがある。