■なぜ爆死したのか?
スクエニ&ルミナスプロダクションズの
フォースポークン(Forspoken)が、発売されてから早数週間が経過した。先月発売されたばかりなので、まだ新作ソフトという位置づけになるかと思いますが、思いのほか売れなかったゲームといえよう。日本のPS5ソフト小売市場では初週では3万本以下で、二週目で4000本追加された程度なので、こりゃジワ売れも期待できないほどのゲームとなりましたが、なぜこのようになってしまったのか?何かと気がかりなところです。
世間ではポリコレに配慮したかのような黒人主人公の時点で駄目だ!とか言われていることも多いですが、私的にはゲームのキャラそのものにインパクトのあるキャラはいなかったような気がします。もっとも予約が伸びず売れなかった背景を考えると、まずゲームそのものが面白いか?ではなく、遊んでみたいと思わなかったゲームだったという点においては限りなく事実と言わざるを得ないでしょう。
いずれにせよ海外のアマゾンランキングなどや、Steamの同時接続状況を察するとやっぱり売れなかった=爆死したゲームという結果になったのではないでしょうか。全世界でトータルしても50万本もセールスできているのか怪しく感じますね・・・
■低評価ばかりでクソゲー化した?
フォースポークンの海外評価はどんなものかと見ればメタスコアでは、メディア評価が
65点/100点で、ユーザースコアが
3.4点/10点でした。メディアによる評価はよく開発メーカーに配慮してか甘めに点数付けされてたりするところもありますが、ユーザースコアは割りと正直に記載されていることが多いです。
この評価はどうなのか?というと、ズバル低評価だらけといったところの数値となります。AAAタイトルでメディアからもユーザーからも突き放されたソフトというのは、ある意味珍しい気もしますが、評価が振るわなかったのは事実として残ります。
いくつか感想を読んでみますと、
全体的に退屈なストーリー、全然魅力的でないキャラクター、うんざりしてしまう会話、つまらない猫のクエスト、古臭い時代遅れのオープンワールドの作り、作業的なゲーム、酷い文章と物語のデザイン、中身のない空っぽな物語など、挙げたらキリがないといったところでしょうか・・・