ずいぶんと泥沼化していた、コロプラと任天堂の特許問題が和解で成立したようです。2021年8月4日に任天堂とコロプラのWebサイトにて、特許侵害の和解が成立したと発表しておりました。
■コロプラ負けたのか
株式会社コロプラが白猫プロジェクトで、任天堂で扱う一部のシステム（プログラムの特許）を利用していたことで、裁判沙汰になった問題は今や懐かしくも感じるかもしれません。任天堂が提訴したのは2017年12月頃でしたので、準備を含めて決着に3～4年くらいかかったのかもしれない。
任天堂は裁判所でいろいろと資料を提示してはコロプラと争い、またマリカーとも別に争ったりして、大企業ゆえの大変さ伺いしれるものです。確か任天堂はコロプラに33億円だか請求していたので、それをコロプラが飲んだということなのかもしれません。
3.和解の主な内容
当社が任天堂に対して今後のライセンスを含めた本件訴訟の和解金として総額 33 億円を支払い、任天堂が本件訴訟の訴えを取り下げることを内容としております。
その和解金で任天堂にとって良かったことなのか、どうかは分からないところだが･･･、コロプラが特許問題に揺れていたときは、誹謗中傷もたんまりと匿名掲示板やSNS上では騒がれていたが、ようやく終焉を迎えたとは意外な展開？でしたね。ずっとこのまま平行線で進むんだろうなと予想していたが、世の中甘くはなかったか。
コロプラ側からしてみたら、お金の問題よりもサービスを継続できるかどうかの問題になっていたので、33億円で済んだのは安かったのか、高く付いたのかどうなんだろう？とはいえ、これからも任天堂は、こういった特許ゴロ問題が続きそうな気もしますね･･･。
